港稲門会 Minato
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第7回港稲門会総会レポート
2005年5月16日、東京プリンスホテル『ゴールデンカップ』にて、恒例の港稲門会総会が開催されました。
今回は50名の参加者に加え、来賓として小口彦太早稲田大学理事、斉藤鉄生早稲田大学校友課長、櫻井輝隆品川稲門会会長、柏良子世田谷稲門会副会長、清水英男荒川稲門会幹事長、島田雅雄大田稲門会幹事の6名が特別参加をして下さいました。
総会では、安藤会長の挨拶・会計報告・監査報告につづき会則改正の提案と新役員候補の提案、17年度予算・事業計画提案が満場一致で可決。
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総会に御出席くださった来賓の皆様と会員たち
<会則改定のポイント>
(1) 役員のうち副幹事長1名を追加。
(2) 名誉会長、顧問、相談役の在任期間は「4年を限度とする」。
<新幹事>
現行の8名に加え、新たに7名の幹事が誕生。各部会の活動や会員獲得の強い味方が増えました。
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小口彦太早稲田大学理事が、大学の現在・未来について楽しくお話くださいました。
さて、来賓として御挨拶をしてくださった小口彦太早稲田大学理事のお話は、大学を卒業して30年近くになる筆者には、驚くことばかりでした!
この頃の学生さんは非常に熱心で、授業を欠席しないのだそうです。一日に受ける授業の数も多く、また大学の施設も大きくなったため、10分間の休憩では移動しきれないという現象が起こってしまったとか。4月からは、休憩時間が15分に延長されました。朝早い講義は試験の日以外は欠席、それ以外の時間でも代返で切り抜けていた“あの時代”と同じ大学とは思えない…。
勉強熱心な学生さんたちが努力した結果、2004年の出身大学別合格者ベスト5では、
   司法試験:東大と同数一位
   公認会計士試験:慶應についで2位
   国家公務員1種試験:東大、京大についで3位
という素晴らしい成績を残しています。
小口理事が繰り返し強調なさっていたのは、グローバル化。すべての授業が英語で行われる『国際教養学部』は600名中100名が外国人で、将来的には半数まで増やしたいとのことです。ちなみに勉強に熱心な学生さん達の中でも、この学部でトップクラスの成績を修めているのは、中国からの留学生たち。中国国家の将来をになう人材が、早稲田から育っているのです。
また、Wディグリーという新しい制度も出来ました。この制度によって、提携しているアジアの大学と早稲田の両方の学位が取得できます。早稲田に通いながら北京大学でも学ぶことが出来るわけです。現在の提携大学は北京大学のほかに、高麗大学(韓国)・復旦大学(中国)・台湾大学の3校。学生さんにとっては、勉学もさることながら、アジアの国々に学友を持つことは将来的に大きな財産となることでしょう。
その他、理工系学部のレベルが、世界の大学のトップクラスにあるかどうかバロメーターというお話もありました。国立大学である東大に比べ、私学の早稲田大学は、研究に使える予算が一ケタ違うのだとか。ところが、このたびナノテクノロジーと合体したライフサイエンスの分野で、理工学部は政府から1億円の予算をもらえることになったそうです。これは快挙です。私たちの生活に密着した分野での後輩達の活躍に、大いに期待したい!先輩として自慢したい!と思います。 総会レポート
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総会後、全員揃っての記念写真。
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懇親パーティーでは、港稲門会から早稲田大学へ寄付金が渡されました。
左:港稲門会安藤会長
右:小口早稲田大学理事
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懇親パーティーの最大のイベントは、やっぱり校歌斉唱。
今年も、鉢巻とはっぴ持参の渋谷会員がリードします。
興味深いお話の後は、懇親パーティー。「勉強熱心な早稲田になって、今、学生をしていたら私は留年だなー」とか「でも、今年の六大学野球は期待できる!」とか「いつになったら箱根駅伝の後、美酒が飲めるのか」などなど、大学の話題はつきません。
最後は、港稲門会名物である長老・渋谷侑会員のリードによる校歌斉唱。勉強熱心な現役の学生さんたちも早稲田の誇り「都の西北」だけは、三番まで歌えるようになって欲しいと願うのは、筆者一人ではないはず。
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来賓の皆様も一緒に♪ワセダ ワセダ 〜
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「都の西北」が始まれば、年齢も性別もありません。
♪集まり散じて人は変われど、仰ぐは同じき理想の光
文:桜井郁子(S52年 第一文学部卒)
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