港稲門会 Minato
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第六回港稲門会懇親会レポート
今回は港区長の貴重な講演会も!
 秋の懇親会は、毎回ゲストに講演をお願いしていますが、今回は校友であり港稲門会の会員でもある港区の武井雅昭区長をお招きしました。武井区長は、昭和52年早稲田大学政治経済学部卒業後、港区に入区。本年6月に新区長となられました。しかも、180センチの長身とソフトな語り口がダンディーな区長です。

懇親会レポート
武井区長や来賓の皆様も加わり、にぎやかな記念写真。
 さて、講演のテーマは「港区の展望」。会員たちが毎日を過ごしているこの港区の問題点と今後の課題をお話いただきました。
講演内容の抜粋は以下の通り

○ 港区の人口の特徴
(1) 外国人登録人口は、港区の総人口の約10%
(2) 臨海副都心開発によって台場地区に新しい街が誕生したことで30歳代の人口が増えている。
人口は区民税の財源ですが、流動性が高く今の港区の財政は安定していても、将来的には不安材料もあるのだそうです。

○ 港区特有の課題
(1) 極めて早い時期から集合住宅が建設されたため、建て替えや耐震補強の必要がある築30年以上マンションが多い。
(2) 芝浦港南地区の再開発。倉庫群を住宅地・商業地へ変換し、新しい街作りを目指す。
懇親会レポート
ソフトな語り口で、港区の展望について講演する武井区長。
 その他、高齢化問題(18%が65歳以上)や子育て支援なども大きな課題です。例えば港区では、子育て支援の一環として中学生までの医療費無料化も検討しているそうです。

いつまでも住みやすい港区であるために、私たちが港区を知り行政に関心を持つことが大切だと実感させたれた講演会でした。
恒例の福引大会と校歌斉唱で、宴は盛り上がり…
 第二部の懇親会には、98歳の会員もいるという杉並稲門会の岡田徳太郎副会長と、港稲門会とは合同句会を開催している大田稲門会の島田雅雄幹事にご来賓として御出席いただきました。
 新入会員のご紹介のあとは恒例の福引大会。青木副会長の吉例『銀座・汁八お食事券』をはじめ、役員たちが持ち寄った心のこもった景品にみんな顔がほころびます。いくつになってもプレゼントは嬉しいものなのです。
総会
早稲田大学総長室校友課長 斉藤鉄夫氏の来賓挨拶。「10年以内に早稲田からノーベル賞受賞者を!」「来年の箱根駅伝は期待できます。」などなど力強いお話を伺いました。
総会
プレゼントをあげる方も貰う方も、笑顔がこぼれます。
 今回も、シメは76歳8ヶ月の渋谷侑会員のリードによる校歌斉唱。年齢を感じさせない渋谷会員は、自前の鉢巻とハッピ姿で登場!いつもながらの朗々とした「ソレーッ」の掛け声に、会場は大いに盛り上がります。年代も性別も職業も違う会員達ですが『都の西北』のイントロが始まれば、自然に肩を組むのです。
 今回の懇親会もまた、有意義で愉快な会となりました。次回は是非あなたも御参加ください。
総会
自前の鉢巻とハッピがよく似合う渋谷先輩。体の動きと顔色は、60歳代にしか見えません!
総会
「ミヤコノセーイーホーク ワセダーノモリハー♪」毎回、盛り上がりが最高潮を迎える校歌斉唱。
(文:桜井郁子 S52年一文卒)(撮影:平塚聡 S62年法学卒)
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