港稲門会 Minato
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2009年旅行部会報告
初春の川越散策ツアー
ひさしぶりの港稲門会旅行会は、「小江戸川越見学」「川越名物うなぎ料理」「川越稲門会との懇親」をテーマに実施しました。
天気に恵まれた川越の町歩き

2月22日、西武新宿線本川越駅に集合。ご夫妻やご家族連れで参加した会員も入れて、参加者は19名。当日は2月とは思えないほどの暖かさで絶好のツアー日和のなか、川越稲門会の荻原東茂蔵氏の案内で定刻の午後1時にスタート。

最初は、国指定重要文化財のある徳川家ゆかりの天台宗寺院『川越大師喜多院』を訪れ、徳川家光誕生の間、家光の乳母・春日の局化粧の間(書院)、白梅紅梅が咲く庭園などを見学後、川越の観光名所の中でも、ことのほか人気の高い五百羅漢を拝観。日本三大羅漢の一つに数えられるだけあって、500体あまりの羅漢さまは壮観でした。
わらべ歌「とおりゃんせ」発祥の地といわれる『三芳野神社』を通って、江戸時代には江戸の北の守りとされていた『川越城本丸御殿』へ。残念ながら工事中のため見学は出来ませんでしたが、隣接する『川越市立博物館』を学芸員の解説付きで見学。
初春の川越散策ツアー
川越の歴史を散策した跡は、懐かしさのただよう『菓子屋横丁』でしばし買い物タイム。10数軒の店舗が連なり、子どもの頃食べた駄菓子やせんべいが並ぶ街並みを楽しみました。
初春の川越散策ツアー 初春の川越散策ツアー
毎年10月に開催される国指定・重要無形民俗文化財『川越まつり』は、全国から見物人の集まる勇壮なお祭りですが、私たちも『川越まつり会館』で実際に川越まつりで曳かれる豪華絢爛な山車2台を説明付きで見学。その後、『蔵造りの町並み』と「日本の音風景百選」にも選ばれている『時の鐘』を散策して、充実した川越の旅の第一幕は終了。
老舗のうなぎ料理に舌鼓

今回のツアーの2番目のテーマ「川越名物うなぎ料理」を堪能するため、明治初期創業の『東屋』へ。大正時代に建てられた日本家屋の店構えで、狭く急な階段を上がり2階の廊下を歩くと、足の裏から歴史の重みが感じられました。
うなぎ料理は、肝煮、白焼きに続き期待の特上うな重。肉厚で大ぶりな蒲焼がお重にきっちりと入っています。生臭みも無く、甘さを抑えたさっぱり味のふっくらした柔かい食感でした。
初春の川越散策ツアー 初春の川越散策ツアー
川越稲門会との懇親会も盛況

さてここで少々思いがけない出来事が!川越稲門会との懇親会の場でもあったこの『東屋』ですが、到着直前に店主から2階の大広間に18名、1階の小座敷に5名で用意させて欲しいという変更の連絡が入り、やむなく2部屋に分かれることとなりました。参加者一同ちょっとがっかりしましたが、それも現代風の店とは違う歴史ある建物故なのでしょう。

懇親会は、港稲門会塩浜会長の挨拶、川越稲門会西川会長のご挨拶、港稲門会杉原副会長の乾杯でスタート。料理を堪能しながらの歓談は大いに盛り上がりました。参加者(港稲門会18名、川越稲門会5名)の自己紹介の後、川越・港合同分科会の相談もあり、次ぎの企画を約束してお開きとなりました。

天気にも恵まれ、川越の歴史と極上のうなぎをゆっくりと楽しみ、校友たちとの新しい輪も生まれた充実の一日となりました。
今回の日帰りツアーでは、川越のボランティア案内人でもあり造園家・樹木医の荻原東茂蔵氏(昭和48年政経卒、川越稲門会役員)に大変お世話になりました。ありがとうございました。

初春の川越散策ツアー
文:港稲門会旅行部会世話役 立原雅夫(S46政経卒)
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