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2018年箱根駅伝 応援部会報告
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穏やかな好天に恵まれてむかえた2018年のお正月。1月3日、増上寺山門付近の沿道で、港稲門会恒例の「東京箱根間往復大学競争駅伝」復路応援を行いました。
第94回を迎えた箱根駅伝の今年の注目は、何といっても4連覇達成を目指す青山学院大学とそれを追う東洋大学の戦いです。元日のスポーツ新聞にはこの2校の文字が大きく踊り、母校早稲田大学の走りに期待する記事はほとんど見当たりませんでした。
結果はどうであれ、母校をエンジの幟旗で応援しようと集まった港稲門会有志たち。
その増上寺前を走るのは、「万年Bチーム」だった4年生の谷口選手。初めて駅伝メンバーに入り、しかもアンカーの大役でしたがプレッシャーを跳ね除けた谷口選手は、ゴールまで残り1キロ地点で3位の座をもぎ取ったのです。
相楽監督は「(去年と同じ3位の結果に)悔しい気持ちに変わりはないが今年の方が嬉しい」と選手たちをねぎらったそうです。OBOGにも予想外の嬉しい結果を残してくれました。

以下、杉原俊雄世話役からの報告です
下馬評を覆す堂々第三位


駅伝シーズンの序盤戦といえる出雲駅伝と全日本大学駅伝の結果が、あまり良くありませんでした。今回のメンバーをみてもエースも見当たらず最後の箱根の結果を心配していました。下手をしたら予選落ちもあるのではないかという予想もありました。
しかし、終ってみれば単なる私の杞憂に過ぎず昨年と同じ3位でした。やはり4年生が頑張ろうと安井主将を中心に結束したことが好成績につながったのでしょうか。相楽監督が、箱根駅伝の抱負の中で、夏の合宿は順調で、故障などによる離脱とか練習し過ぎによる体力消耗した選手もなく、計画通りほぼ全員が達成したので、競走部のプライドをかけあくまでも総合優勝が新春の夢であると述べていました。

序盤戦の成績が良くなかったため、マスコミにも取り上げられず、選手たちの肩の荷がいくらか降りていたことも幸いだったといえます。やはり競走部の歴史と伝統を感じざるを得ません。最後は早稲田のプライドなのだと思います。
港稲門会の皆さんの多くが増上寺前に参集して大きな喚声で後輩を応援したことで、10区を走った4年生のランナー谷口君が頑張ってくれました。最終区大手町で、谷口君は最初で最後の大舞台を務め、そして見事に4位から3位に順位を上げたのです。
早稲田の素晴らしいところは競走スペシャリストだけではなく、今回の10区谷口君のように一般受験からでも選手になる道があり、箱根駅伝の早稲田史に名を残すことができることです。
新年会の会場で何度も乾杯をして、来年の早稲田奮闘を祈り港稲門会の結束を図りました。
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世話役:杉原俊雄
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