[拡大] 片山講師による、正しい腕の振り方指導。日焼けした顔と引きしまった体が、現役時代をしのばせます。 |
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講師は、校友で応援部稲門会顧問の片山尚さん。在学中は応援部に所属、代表委員主務を務め、1994年から1999年応援部監督でもあった筋金入りの応援部OB。片山さんは、とにかく声がいいのです。いわゆる美声ではありませんが、大隈講堂の隅々まで響く鍛え上げた声。学生たちも二階席の校友たちも、思わず話に引き込まれました。
早稲田大学校歌の誕生から、歌唱指導まで
I.早稲田大学校歌はなぜ泣けるのか?
早稲田大学校歌「都の西北」は、校歌にして応援歌。これは他に類を見ない珍しい校歌。
ちなみに慶應義塾大学の塾歌には、飲んだら歌わないという決まりがある。したがって塾歌を歌うのは、早慶戦のときだけ。塾歌をまったく知らずに卒業する学生も多いのだとか。
卒業後何十年経っても、嬉しいにつけ悲しいにつけ歌う。酔えばなお歌う。歌えば泣ける。それが早稲田大学校歌なのだ。
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